先日様々なメディアに露出している郷田ゴーさんにお会いしました。
郷田さんの最新作、表紙イラストをTOKYOTRIBE』シリーズの井上三太先生に書いて頂いた新感覚ストリート小説『NANPA CLUB』発売に伴い、流星にも意見を欲しいという声を頂き、対談致しました。
巻末に対談が載ってますが、短い間でしたが様々な話をしました。
対談の未公開内容の一部です。
郷田ゴーさん(以下郷田)「今まで通算どれくらい教えているんですか?」
流星「去年の末で600は越えているんですよ」
郷田「流星さんも1対1で講習をしてるんですね?」
流星「はい、講習生の声掛けの時の声を聞いて毎回フィードバックしています」
郷田「それ絶対大事ですよね」
流星「複数講習だとそういうのができなくて、結局声掛け指名講習になってしまうんです」
郷田「はいはい、そうですよね」
流星「それだと講習生のフィードバックが少ないんですね」
(中略)
郷田「講習に来る方は初心者が多いですか?」
流星「ベテランから初心者まで幅広いですね」
郷田「どんな講習生が来ますか?」
流星「緊張しすぎて言葉が出てこない、言葉を上手く伝えれない人が多いですね。後ほど音声添削して、如何に自分の声が女性に聞こえてないかってわかってもらう時もあります。どんなに良い言葉を言っていても伝わらないと意味がないですからね」
郷田「流星さんの講習で難しい人は色々いると思いますが、どんな人が大変でしたか?」
流星「コミュニケーションに難がある方でしょうか。例えば必ず反論する人とかもいます」
郷田「少し病的な感じでしょうか?」
流星「そういうコミュニケーションの取り方が癖になってしまってるんですね。そういう人に熱を持って納得させるっていうのは大変ですよね。徐々に改善していくしかないので、講習を重ねるごとに治っていきましたけど、凄く大変でしたね」
郷田「ちょっとした自己啓発じゃないですけどカウンセリングみたいな感じですね」
流星「そういう時もありますね。どもりが酷くてそもそも会話ができない人もいます。そもそもの会話がままならない人もいます。そういうコミュニケーションができない人は、まず人と話す基本から教えたりしますね。言葉が全く出てこない人には仕方なくルーティンを教える時もあります」
郷田「いざ声掛けになると、あの人はダメ、この人もダメ、と言われると指名する側は難しくないですか?」
流星「プライドが高い人も多いですね。現状の自分が7、8くらいの女性と釣り合うと思っているんですよ。でも実際街に出ると全然釣り合わない現実を知るんですね。自己評価と他己評価のズレを無くして、どうすればレベル高い女性に寄せていく事ができるのかに気付かせるのも講習の役割ですね」
郷田「頭良くてプライドが高いより、何も考えないで声掛ける人の方が上手くいきますよね」
流星「だらり急って人ですね、理解が遅くても行動が早い人。急だらりは理解が早くて行動しない人。現代はこういう人が多いですよね。急急って人は珍しいですね。だらりだらりとか急だらりが多い訳ですから、そこをどうやって行動力を起こせるかって事ですね」
(中略)
流星「どんなに良い講習をしても講習生はモチベーションが続く人と続かない人がいます。講師は講習生の感情を貰わず、講習生の気持ちに立たないといけないですよね」
郷田「名言ですね」
郷田「講習に来る方の年齢はどれくらいの方が多いですか?」
流星「10代~50代まで幅広いです。30前後の方が多いと思います」
一部ですが、このような形で対談では様々なお話をさせて頂きました。
郷田ゴーさんの最新作NANPACLUBはAmazonのKindle Unlimitedの読み放題で読むこともできるようです。
前半はナンパ講習を受ける講習生側の目線でナンパについて書かれています。後半は一気に物語が急展開しバイオレンスな描写が出てきます。
今回は郷田ゴーさんがナンパ講師の意見が欲しいという事で連絡を頂きました。流星を選んだ理由を聞いた所、
郷田「マンツーマンでナンパ講習をしている本物の講師だと思ったから」
という言葉を頂きました。普段の発言等、色々調べて、ナンパ講師なら流星との事でした。流星もNANPACLUBを読みました。ナンパ物の小説として楽しめる内容でした。特にこれからナンパを始めようとする方は初心者のリアルな心理描写も多くあるので、とても共感できる事が多いと思います。本に出てくるスパルタナンパ講師の言葉に地蔵気味の方は勇気づけられるでしょう。
郷田さん、どうもありがとうございました。
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